すいな整体法施術の心構えと方法 No1

手技による氣と自律神経の調整

すべての施術において必ず副交感神経を優位にしてあげることが施術の効用です。

これが「すいな」の最大の特徴です。

副交感神経は身体の安静に作用し、心拍数を減少させてリラクゼーションがすすみ、癒しと元気回復が促進されます。

それには停止圧(ていしあつ)が大切で押圧はゆっくり、じわーっという感じで行います。停止圧というのは押圧をしたときに抵抗を感じるところで停止するということです。

停止をせずに押し続けると痛さと不快感が残るので要注意です。

 

停止圧を長くすると(7~8秒)リラックス効果がよりすすみます。このとき肩や背中のこりが溶けるような気持ちよさで眠気を感じると思います。

停止圧の後はゆっくり力を抜きます。皮膚の弾力で指が戻る感じです。意識的にポンと離してしまうと、患者さんはそこに意識が集中してリラックス効果がもとに戻ってしまうので注意が必要です。

 

次のポイントへ移動するときは体から完全に指を離してしまわないで、少し圧をかけながらすべらすように移動させます。

基本的には、両拇指を重ねて按法(あんぽう)、揉法(じゅうほう)などをしますが、慣れたら片拇指でもかまいません。

両拇指で行う場合、下にある拇指は経穴にあてるセンサーの役割をして、上にある拇指で圧を入れます。

圧を入れるときは、肘の屈伸で力を加減します。下にある拇指で力を入れたり、体重をかけて押圧を行うと正しい触診や施術ができないだけでなく、バランスも悪くなり安定しないのです。

片拇指で行う場合、もう一方の手は体のどこかに軽く触れておくようにします。

体に触れることで受者は安心し、神経がリラックスできるからです。

体には“氣”が流れていて、“氣”はつながっていますので身体から手や指を離すと“氣”の流れがとぎれてしまいます。

施術者の左右の手と指は必ずどちらかが患者さんの身体に触れていて“氣”の流れを保持することと、次の手技への不安を持たせないようにします。

予告なしに手を当てられると、びっくりしたり、不快感を持たれますので、必ず声をかけてやさしく手を当てることが大切になります。

 

施術中は副交感神経を優位にしますが、そのままにしておくと脱力感が強く残りますので、施術が終わったときは背中を軽く叩いて(座位、仕上げ)、交感神経を優位に戻します。

術後は好転反応(眠くなる、だるくなるetc)について説明して下さい。

「推拿」には痛みを軽減させると同時に、自律神経の安定をもたらして内臓の働きを良くして、ストレス軽減の働きがあるのです。それが自然治癒を促進するための大原則なのです。

簡単に述べましたが、以上が「すいな」の最大の特徴で、中医学の基本原則であり、必ず守ることが必要です。

 

 


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