東洋医学 テキスト No.2

5)「すいな」整体施術の心構え


“整体とは、その人の人生に触れること”

安全・安心・信頼 = 人間の営みすべての基礎、これがないと、技術は生きてこない。

安全 : 痛めない、傷つけない

安心 : 相手を気遣う心

信頼 : あなた自身

 

四診 ― 「すいな」整体を実施するときは

○ 受者の全体の様子をよく観て(望診-ぼうしん)

○ 声、言動、呼吸に注意して(聞診-ぶんしん)

○ 話をよく聴いて - どこが痛いのか、なぜそうなったのか等(問診-もんしん)

○ 訴える部位をよく見て、触れてみて(切診-せっしん)

以上を「四診(ししん)」といいます。

  • くどくどと聞きすぎてはいけません。プライバシ-の侵害やセクハラの危険があります。

また、推測で病名を告げることは絶対にしてはいけません(法律に違反します)。

実際に施術をするときは

□ 身だしなみを整える - 清潔な衣服、爪を切る、歯をみがく、マスクの用意等

□ 施術をする前に手をよく揉んで暖め、両手の関節をよく動かす

真向法(まっこうほう)やストレッチを取り入れて体を柔軟に保つ

  • 受者をリラックスさせる(節度をもって)

受者は“どんなことをされるのか分からないので、施術の方法、施術の過程で生じる状況(うとうと眠くなる、経穴を押すと痛みがある等)について簡潔に説明し、同時に協力していただくよう導く(姿勢や呼吸の仕方等)

  • 受者の施術姿勢に注意して、窮屈にならないよう、また施術の部位がリラックスするように常に気を遣い、丁寧に導く
  • 術者の姿勢も施術の部位によって随時調節する

適当な位置、歩み方、姿勢は施術者の力の出し入れと持久的操作に有利となる
*ここが“疲れにくい”要因となります

□ 全神経を集中して打ち込む、順序、強さ、時間は受者の反応によって随時調節する

 

禁忌事項

 

整体は血流を良くすることと神経に作用する手技です。

病気は血の流れによって繁殖することが多いので整体は禁忌とされています。

また、筋肉や骨に直接アプローチしますので骨の病気も禁忌です。

推拿療法に限らず整体の仕事に関わる方は問診で症状をお客様に必ず確認する必要があります。

禁忌の症状

悪性腫瘍、敗血症、結核、精神病、血管神経損傷を起こし得る者(てんかん等)

極度に疲労した者、

皮膚病の者、

骨粗しょう症、

椎間板ヘルニア

酒に酔っている者

妊婦および生理期間の女性は控えたほうがよい

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